ドックイヤー by ichinohe junpei / 一戸惇平

一戸惇平による初のソロ楽曲。作詞・作曲からミックス・マスタリングに至るまで、すべて自身で手がけたセルフプロデュース作品。

The debut solo release by ichinohe junpei — a fully self-produced track written, composed, arranged, performed, mixed, and mastered by the artist.

ドックイヤー

やり直せるなら戻る場所は決めてる
大切なとこで間違った道を来た
後悔の波は予告もなくやってきて
どうしようもなくただ過ぎてゆくのを待つばかり

退屈がどうも難しくなってきて
手に残るものも同時に減っていった
何もないとこで誰にも会えないとこで
黙っていればまた声が聞こえてくるだろうか

後ろから新しい日々が追い抜いてく

「そして未来は、いずれにせよ過去に勝る」
「夏への扉」のページをまた開く
破れたドックイヤーつけた印の後は消えやしない
懐かしい匂いにやられてしまった

心の中より冷静に見えるらしい
冷たい手足の温度は伝わらない
行き先決めたらあとはもう行くだけだと
お前は言うだろうあれからかわりやしない調子で

バカにしたい気持ちもないわけじゃないのさ

「そこへ通じる道なら、どれも、結局は正しい道だった」
「はてしない物語」を手に取る
破れたドックイヤーつけた印の後は消えやしない
何回読んでもめくる手止まる

「そして未来は、いずれにせよ過去に勝る」
「夏への扉」のページをまた開く
破れたドックイヤーつけた印の後は消えやしない
途方に暮れても扉を開ける

An expressive artist with a delicate voice, drawing out deep emotions.

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